業務の紹介

 当社では、バラをはじめとする特定の園芸植物を中心と公園施設や日本庭園など、継続的かつ高い管理技術を必要とされる施設の管理に携わっています。


 浜寺公園 『ばら庭園』 (平成2年竣工 本体2.7ha バラ花壇 0.2ha 約300種 約6,500本)

 既存のバラ花壇に加えて、新たに平成3年に開設しました。『ばら庭園』は日本に自生する野生のバラ(12種4変種)を中心とした回遊式のバラ園です。当社は、建設当初からバラを含む植物の育成・管理及び、施設の管理、改修をしています。
 現在最優先の取り組みとして、公共施設として来園者に安全・安心なバラに触れてもらえるよう、総合的病害虫管理(Integrated Pest Management)に基づいた植物管理を行っています。2009年以来化学農薬の使用をやめ、物理的・化学的・生物的な防除を導入しています。これと併せ、最新の耐病性の高い品種の導入・植替えをすすめています。
       ※ (環境省水・大気環境局長及び農林水産省消費・安全局長通知 H25.4.26)
 また、2003年からは、日本の野生種のバラについて、重要な自生地の個体の系統保存を行っています。2007年に保存園として日本バラ会に認定されました。2008年からは【種の多様性保全条約】にもとづいて環境省が行う絶滅危惧種の種子保存・系統保存にそってサンショウバラ等の調査・保全をしています。


大泉緑地 ふれあいの庭 (平成10年竣工)

 【ふれあいの庭】は、ユニバーサルデザインを導入した公園施設の実験施設として他所に先駆けて建設されました。5感で感じる庭(センサリーガーデン)をテーマに健常者に、障害者も楽しめるエリアとして質の高い管理を行っています。現在は各植物のデータベースを来園者に広く提供できる手法を試行しています。また、より幅広いサービスを提供するためライトアップ・コンサートの試行を始めました。
※『ふれあいの庭』は S.E.N.計画室 浅野房代氏の設計で、H14年日本造園学会賞《設計部門》受賞作です

大泉緑地 かきつばた園(昭和61年竣工)

 カキツバタは万葉植物の一つとして広く親しまれた植物ですが、現在では尾瀬のような高層湿原でしか見られなくなってきました。【かきつばた園】は、身近にカキツバタを始めアヤメ属の植物を見ることができる施設です。



山田池公園 花菖蒲園(0,6h、180種)・水生花園(0.9h)

 【花菖蒲】は日本で独自に発達した伝統園芸植物の一つです。現在、本田では植栽基盤の整備、品種特性に合った植栽レイアウト、植栽品種の改善を進めています。 また、伝統園芸文化の継承のため、花菖蒲(菖翁花、江戸古種、伊勢古種等)系統の古種や重要な園芸種の収集・保全を行っています。
 また、水生花園は【菖蒲園】の上流にあたる流れに水生植物を植栽されてエリアで、水口付近の林床部にはアジサイが植栽されています。

山田池公園 花木園(2.8h)

花木園は、ウメ、スモモ、ツツジ等の花木を中心とするエリアです。特にウメを中心として、【観梅のエリア】にふさわしい施設として充実を図るべく、基盤の改善、根廻し樹形の整枝を行うとともに、品種の充実を行っています。



大仙公園日本庭園(2.6h)

 【日本庭園】は堺市市制100周年を記念して中根金作氏の設計で建設された池泉回遊式の庭園です。平成19年~21年度、平成22年度~26年度について指定管理者に選定されてました。
 建設後20年余り経過したことから、モミジ、クロマツなどの景観木の樹形の手入れ、および唐梅、牡丹の樹性回復のための手入れを主とした庭園管理、施設管理をおこなっています。
 また、来園者に年間を通じたサービス向上を図るため、サクラソウ・朝顔・古典菊・日本椿などの伝統園芸植物の鉢植展示を行っています。 また、公益事業として、当地は千利休の生誕の地であることから、庭園内施設を利用して小学生を対象とした【茶道体験教室】を主催し茶道文化の普及のお手伝いをしています。現在は年間20校ほどが利用されています。
近い将来、隣接する仁徳天皇陵が世界遺産に指定された場合に備えて、観光施設としてふさわしいものにするべく整備を図っています。